太陽光発電 価格

 

太陽光発電で経済性を重視するなら「価格」と「実発電量」で選ぼう

太陽光発電を設置する際に、何年で初期費用を回収できるか(つまり、いつまでに元が取れるか)を重視したい方は、導入価格(初期費用)と実発電量を重視しましょう。
実発電量が多ければ、同じ出力(公称最大出力のことで一般に4人家族であれば出力4kWあれば十分と言われます)でも、屋根に設置するソーラーパネルの枚数が少なくて済み、初期費用も安くなります。
パネルが少なければ、屋根に乗せる重量が少なくて済むので、耐久性や免震性においても有利です。
経済性を重視するならば、変換効率やパネルを多く設置して出力を上げることよりも、初期費用と実発電量がポイントなのです。
ただ、同じパネルを使っても、実発電量は年間の日射量など気象条件や、周辺環境・設置条件などによって変わるので、選定前にお住まい地域の販売・施工業者に相談し確認しましょう。

 

現在日本で一番太陽光発電システムの価格(初期費用)を安く提供しているのは楽天ソーラーです。
楽天ソーラーは、シャープ製の多結晶太陽電池モジュールを採用していて、変換効率はそれほど高くない(モジュール変換効率15.8%)ですが、出力4.44kWタイプのパッケージ価格(商品代・工事費込み)が156万円(1kW当たり35万円程度)と、市価よりも約4割安く太陽光発電を取り付けることができます。
楽天ソーラーでは、この価格によって通常17年かかるところ、わずか9年で初期費用を回収できるとしています(国からの補助金を利用した場合)。

 

ただし、楽天ソーラーではパネルメーカーは現在シャープだけで、他のメーカーを選ぶことはできませんし、取扱は出力(モジュール数)2.77kW、3.33kW 、3.88kW 、4.44kW、4.99kW、5.55kW、6.29kWの7種類のパッケージ商品のみです。
他のメーカーのパネルも検討したい方や、屋根の形状や面積などの条件で楽天ソーラーが合わない方は、こちらから太陽光発電販売設置業者を探して、比較・検討すると良いでしょう。

 

太陽光発電一括見積もりサイト

 

変換効率よりも実発電量

太陽光発電のソーラーパネルを選ぶ際に注目される指標に変換効率があります。
変換効率は単位面積あたりの出力性能で、同じ面積なら変換効率が高いパネルのほうが低いパネルよりもたくさん発電できることを意味します。
変換効率は各メーカーのパネルを横並びに比較できるので、パネルの性能を測る指標として最もわかりやすいと言えます。

 

ただ、変換効率は全て同じ条件下で、いわばで実験室内で測定された数値です。
カタログなどに記載されるソーラーパネルの変換効率は、国際的な規格で決められた条件で測定されます。
具体的には、パネルの温度は25度で、ここに快晴時相当の強さの光(1000W/u)を照射して発電された電気を計測して導き出された数値であり、信頼性は高いと言えるでしょう。

 

しかし、カタログ上の変換効率は、特定の条件下での固定された数値にすぎません。
実際には、パネルの温度や日射の強さなどは、季節や時間帯、晴れと曇りといった諸条件によって、常に変化しています。
さらに、ソーラーパネルの種類によって変換効率の特性は異なります
例えば、一番普及しているシリコン結晶系のパネルの場合、高温になると変換効率が低下しますが、化合物系のパネルであるCIS太陽電池などは、シリコン結晶系ほど温度による影響を受けません。
つまり、カタログスペック上ではシリコン結晶系太陽電池のほうが変換効率が高くても、南国などに設置した場合は、CIS太陽電池のほうが実際の年間発電量は多くなるといったことがあり得ます。

 

したがって、太陽光発電を導入する際には、住んでいる地域の気候や1年を通した日射量などの気象条件、屋根の向きや角度、影になる障害物の有無など、発電に影響を与える要素を考慮し、年間を通して一番「実発電量」が多くなるパネルや設置方法を選択することが大事です。
自宅に太陽光発電システムを設置するなら、どのタイプのパネルが一番良いのか、専門家である太陽光発電設置工事業者に納得がいくまで相談しましょう。